会津の誇りと福島の行方。

『八重の桜』の会津戦争、見届けました。

鶴ヶ城落城当時の写真を見たことがありますが、
まさに『八重の桜』の降伏・開城の映像そのものでした。

砲弾が飛び交う中で最後まで頑なまでに戦い続け、
無益というには、あまりにもまっすぐでやりきれない戦い・・・

どうしてここまで戦わなければならなかったのか・・・
どうしてここまで犠牲を出さなければならなかったのか・・・
どっちが正しいとか、どっちが間違っているということではなく、
ただただ、本当に胸が痛かったです。

今回で会津を舞台にした『八重の桜』の一幕が降り、新しい時代へ。
開城後も会津の誇りを貫いた人たちの強さ・・・・・・
その後を生き抜いた人たちが受け継いでいった会津の心・・・・・・
見届けたいです。


その後まもなく、参議選の速報がスタート。
速報開始早々に出た福島の原発推進派の勝利・・・

これが本当に福島の声なのか・・・・・・
確かに優勢と言われていたけれど、こんなにもあっさりと？
正直、目を疑いました。

あれだけたくさんの人たちが原発事故で逃げまどい、
市や町が丸ごと飢えの危機に瀕するまでに至る経験をした町なのに・・・
農水産業、観光業は再生に向けて必死で戦っているのに・・・

それでも原発推進でいいのか・・・TPP参加でいいのか・・・
これが本当に福島にとって妥当な判断なのか・・・

この先の福島の行方、日本の未来はどうなっていくんだろう。
複雑な思いで開票速報を見ています。