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伝え方。 [ブログ]

障害を伝えるって難しいなーって思うことがあります。
正直に伝えると周りの方は気を使ってくださるし、とてもありがたいことです。

おそらく、一般的な障害のある方は、障害について言われると気にするんだろうなぁと思います。
例えば、「こうすればいいのにー」とか、「こうすればできるよ!」と言われても、障害でそうできない時。
「そんなこと言われてもできないし…」
「ひどい…なんて失礼な人なんだろう…」
気になってしまいますよね、きっと。

そのことについて、私自身は「この人、失礼だな…」と思うことはありません。
相手はそのことを知らない場合も多々あるし、できる範囲はその人によって違うから仕方のないこと。

なので、私は「それは障害の関係でできないんですよー(笑)」ってさらっと伝えています。客観的に。
逆提案で「こんなことならできるので、そんな機会があればぜひ!!」ってお願いしてしまいます。

感覚的には、背の低い人が高いところに手が届かないのと同じ。
この人はこの高さは届かないんだなってわかると、次からは自然に手を貸したりするじゃないですか?
障害もそれと同じと思ってます。
そうあることができたら自然だと。

「そんなの理想論だ」と思うかもしれません。
そんな意見があるのも当然だと思います。
微妙な加減も難しいし、理解が難しい障害のケースもあるし。
実際、私もまさにその典型。
一個ずつ説明したら、時間がいくらあっても足りないくらい(笑)

けれど、友人たちとは時間をかけてできなかった時に話をして、お願いしたり、遠慮や欠席させてもらったり。
雑談でも、「あー、それ、障害なかったら絶対やってるかもー♪」「あー、ごめん!それはできないから参加は見送るよ。別な機会の時は参加するのでまた誘ってー!」と。
友人たちも「あ、それは難しいかー。了解!じゃあ、別な機会にまた誘うよー」と、さらりと応じてくれます。

できないことは残念だけど、凹んで何か変わるものではない。
相手を責めても、お互いの溝を深まってしまうだけ。
多少のことはさらりとかわして、お互いに居心地のいい関係でいられるって幸せだなぁと思います。

今日も気を使ってくださった方に出会って、また同様に説明をして…
なかなかこんな風にはいかないですが、少しでもこんな輪が広がったらなーと。
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