岸本葉子さんの講演会。

久々に講演会を聞きに行ってきました。
講師は「ちょっと早めの老い支度」などのエッセイの著者・岸本葉子さん。

おひとりさま本を読みあさっていた頃、岸本さんの本に出会いました。
啓蒙系の本って、すごく肩肘張った書き口の本が多かったのですが、岸本さんの本はナチュラルで親近感を感じてました。

おっとりした穏やかな語り口。
1人といっても、独身だけでなく、連れ合いを亡くしたり、家族がいても孤独を感じたり…
そんな中で、ひとりを生きるには…

小さくてもいいから目標を持つこと。
→天気が良かったら布団を干そう！とか、どんな小さなことでもOK。

規則正しい生活を送る大切さ。
→ひとりだと案外ルーズになりがち。

本を通じて自分と向き合うこと。
→病気になったり、孤独を感じた時、本を通じて人の考え方を知り、自分を見つめ直す孤独な時間も大事。

居場所がある安心感。
→好きなことを見つけ、それを共感し受け止めてくれる場所を見つける。

ご年配の聴講者が多く、場違いかと思いましたが、年齢や環境に関係なく、とても共感できる内容でした。
まだ漠然とですが、先のことを考えることも増えてきて、いいきっかけになりそうです♪

帰りに、紅葉の名所まで足を伸ばしてみました。
夏井川渓谷。
白い岩がゴロゴロした斜面が、赤や黄色に染まってきてました。
紅葉はこれからが見頃。今年も楽しむぞー！